製造方法 / VMC法(爆燃法)Vaporized Metal Combustion Method.
VMC法はアドマテックスが独自に開発しました。金属粉末の爆燃現象を利用して真球状酸化物微粒子を製造する方法です。金属粉末を酸素の気流中に分散させ、着火することで酸化させ、その反応熱で金属及び酸化物を蒸気または液体にし、冷却することで、 微細な酸化物粒子「真球状微粒子アドマファイン」を得る技術です。シリコン(金属珪素)からアドマファインシリカ、アルミニウムからアドマファインアルミナがつくられます。更に、単一酸化物のみならず複合酸化物の真球状微粒子をつくることもできます。
この技術はアドマテックスが世界で初めて工業化に成功し、日本はもとより北米、欧州において特許を取得しました。金属を高温で気化、酸化させ、その酸化熱をまた金属の気化に利用することで、工程の簡素化、省エネルギー、有害な副産物を排出しないなどのメリットを実現します。
| VMC法の原理 |
原 料爆発燃焼
気 化冷 却
液 化冷 却
固 化
アドマファイン